第2学年 | 学年通信7月号 Web version 平成26年7月25日(金)発行 |
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今年一年、どんな年にするかは、自分しだい!! 日々、「今、ここ、全力!」で楽しもう。 |
■若者よ、「より良く」なれ。
高校、大学時代のぼくは、日々、「もっとすぐれた人間になりたい」と思っていました。今も思っているのですが、あの頃は、少しおかしいくらいそう思っていたのです。毎日、「明日は今とはまったくちがう、すぐれた人間に生まれ変わって、みんなを驚かせてやろう」と思って生きていました。
そのためにぼくが重視したのは、「本を読む」という経験でした。ぼくの本の好みは、その頃も今もあまりかわっていないのですが、「これを書いた人はすぐれた人だ」と思わせるものです。日常生活ではそう簡単には出会うことができないような人と深く語り合うような(あるいはそれ以上の)経験ができる。ぼくにとって、「本を読む」ということは、自分が「すぐれた人間」になるための重要な手段でした。
もちろん、人はそう簡単に変われるものではありません。他の人から見れば、まったく成長してなどいないかもしれません。でも、そういう動機から、ちょっと難しい本を背伸びして読んだような経験は、気づいてみれば、ぼくという人間を作り上げたもっとも大きな要素の一つになっています。
夏休み、人生において重要だと言えるような本と出会えるといいですね。
■受験勉強の開始は高2の夏休みから
ベネッセの行ったアンケート結果によれば、高校2年生の夏休みから受験勉強を始めた人たちの多くが、第一志望校に合格しているようです。
ただし、「受験勉強」と言っても、特別なことをする必要はありません。これまで勉強したことを復習すればいいのです。たんなる復習でも、「攻め」の意識で行えば、それがそのまま受験勉強になります。
いままでは、「定期試験の範囲だから」というような受け身の意識で勉強していたかもしれません。でも夏休みには、もう少し時間的な余裕があるでしょう。これまでの勉強を振り返り、どこが弱いかを考え、自分の意志で、その弱点を克服しようと努力してみてください。
ほんとうに成績が上昇するのは、自分の意志で勉強したときです。夏休み明けに、これまでの学習の定着度をはかるテスト、「スタディー・サポート」を実施します。それを目標に「攻めの勉強」をしてみてください。
先日の保護者対象進路研究会には、多数の保護者の方にご出席いただき、ありがとうございました。9月に行う学部学科説明会では、現役大学生の卒業生に話を聞きます。当日、保護者の方もぜひご参加いただければと思います。後日案内を配付いたします。
■ 修学旅行について7月10日に、パスポート取得方法、およびスーツケース、羽田空港までの交通手段についての文書を配付いたしました。ご確認ください。保護者を対象とした修学旅行説明会を、10月18日(土)に実施いたします。ぜひご参加ください。
皆さんが来年度、進路を決める際、AO入試、推薦入試、一般入試と、様々な方法がありますが、いずれにしても、自分の未来の可能性を広げてくれるのは、学力です。そして、2年生の夏休みは、学力をアップしてその可能性を広げるか、怠けてしまって未来の可能性を狭めるか、その重要な分かれ道になります!
自分の未来のために、そして、自分の中身を豊かにするために、有意義な夏休みにしよう!
8・9月の行事予定 |
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諸連絡 |
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編集後記 |
夏休みの40日間を有意義に過ごしましょう。 大きく飛躍して、9月に再会しましょう。体調管理に気をつけましょう。
次号は、9月中旬発行予定です。 |