第3学年 | 学年通信7月号 Web version 平成27年07月21日(火)発行 |
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今年一年、どんな年にするかは、自分しだい!! 日々、「今、ここ、全力!」で楽しもう。 |
■ AO・推薦入試受験者へ
特にAO入試や推薦入試を受ける人にとって、オープンキャンパス参加はとても重要です。でも、ただなんとなく大学をおとずれるつもりの人も多いのではないでしょうか?
オープンキャンパスに参加するときに次のことができたら、得られるものがまったく違ってきます。志望理由書や面接の内容も、他の受験生に差をつけることができますよ!。
□1.事前に大学のホームページなどで下調べをして、質問事項をメモしておく。
授業もそうですが、予習してあるかしてないかで、効果はずいぶんと違います。
自分の学生生活を想像して、いろいろメモしてみてください。
□2. 説明してくれる先生の、印象に残った言葉をメモする。
志望理由書の「その大学を選んだ理由」に、多くの人がパンフレットに書いてあるようなことを並べます。でもそれでは評価ゼロかマイナスです。「自分にしか書けないこと」を書かなかったら、意味なし!です。オープンキャンパスで、大学の先生の何か具体的な言葉に共感したとしたら、けっこう説得力が生まれるかもしれません。
□3.個別相談で、その大学のその学科では具体的にどんな研究をしているかを聞く。
ポイントは、自分の関心をそこで追究できるか、ということです。
できれば、志望理由書の材料をその場で作ってしまえ、くらいのつもりで相談してみましょう。
■ 夏休みは学校で勉強しよう!
勉強は何よりも集中力、ですね。そして、集中するには気持ちの「切り替え」が大事です。「よし! 今から勉強するぞ!」という気合です。だけど、夏休みはつい、ダラダラしがちです。ぜひ、学校に来て、「今、ここ、全力!」の集中できる環境を見つけてください。
■ 「赤本」を解いてみよう!
受験勉強のゴールは、本番の入試です。そろそろゴールを意識しましょう。合否を決めるのは、偏差値ではありません。その大学の入試問題を解いて、合格最低点を上回れればいいわけです。そのためには戦略が必要です。まず、赤本を手に入れて解いてみましょう。「学力がついたら解いてみよう」なんて言わずに。そして、どうすれば合格最低点を上回れるか、作戦を練りましょう!
もちろん、センター試験、という最大規模の試験もありますよね。センター試験対策については、教科担任の先生に相談してください。
「秀輝祭(文化祭)」の様子です。 各クラス工夫を凝らして頑張りました。 有志団体も参加し大変盛り上がりました。 ご協力頂いた方々。ご来場頂いた方々。 ありがとうございました。 |
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副教材費についての文書を配付いたしました。7月末までの納入となっておりますので、よろしくお願いいたします。
2■卒業記念品アイディア募集!先日、第1回の「卒業対策委員会」が開かれました(学年委員の方々が兼務してくださっています)。そこで、「学校に贈る卒業記念品について、保護者の方々からもアイディアを募りたい」という意見が出ました。そこで、夏休みの三者面談の際に、担任までご意見をお寄せください。
生徒リレーエッセイ 「私の充実生活」
「今」
3組 秋葉佳澄
私の中での充実とは「今」、この瞬間だと思う。楽しいことはもちろん、どんなに辛いこと、苦しいことが起きても「いま」という一瞬一瞬はもう戻ってこないから。
私の地元は田舎だ。幼稚園から中学校までで同級生の半分以上と顔見知りになるし、大体の親は元々が知り合いと言うのもあってそれからすぐに仲良くなる。けれど、中学3年で県立の高校受験に落ちた私は、つくばにある秀英に来ることになった。華のJKになると意気込んでいた私は、気合を入れ短かった髪を念入りにチェックし、入学式に臨んだ。がしかし、入学式が終わり教室に入ると田舎丸出しの私は初めてみんなと会ったときに圧倒されたのを今でも覚えている。でもそんななか私にはたくさんのいい友達ができた。いい思い出もたくさんできた。
とても感謝している。
私はそんな今の生活にとても満足している。けれど、そんな生活も3年生になってから1日1日がとても速く感じる。3年間というのは長いようで短い。
自分の中では、これが充実している証拠なのかと思ったりもする。
普段の生活をしていても毎日違うことが起こる。自分でも知らず知らずのうちに見たもの、聞いたもの、感じたもので学んだり、考えたりして成長している。とは言ってもまだまだ子供だからたくさん失敗もする。けれど失敗した中でも色々と学べることがあり、そこでまた成長できる。何か1つでも自分で得たものがあると「嬉しい」となる。ほら、これこそが充実感ではないかと私は思う。
私は毎日が成長であり、生きている限りたくさんのことを学び、成長していく。このことから私は生きていること自体が充実生活になっていくのではないだろうかと考える。
教員リレーエッセイ 七転一起
Road to Tsukuba
秋山 雄希
「君たちは大学受験をする権利がある。」
高校に入学してすぐ、学年主任の先生に言われた言葉です。思い出すたびに、先生が言っていた受験の権利を上手に使うことができず、「もっと勉強しておけば…」という後悔の念に駆られるのですが、皆さんのご参考になればと思い、今回書かせていただきます。
高校3年生。したいことが具体的にはあるわけではなく、ぼんやりと「教員免許を取りたい」とだけ考え、国公立大学を目標に勉強をしていました。ただ、勉強していたといっても周りの人たちの6、7割程度で、お世辞にも頑張っているとは言えない状況でした。
夏休み。ようやくエンジンがかかり、苦手な数学のベクトルや指数・対数を中心に勉強をしていました。ですがここで一つ、落とし穴にはまります。それは、「親と進学について一切話をしていなかった。」という、本当によくあることです。これで「通学できる範囲の」国公立という条件が新たに定まってしまいました。
その結果、ベクトル等、夏休みに費やした分野が必要なくなってしまったのです。今考えても愚かだと思います。本当に話し合いは大切です。皆さんはきちんとしてください。
センター試験。大雪でした。11月、12月の模試と順調に来ていて、自信がついていたのもあり、波に乗れたら…と考えていました。結果、雪崩のような大失敗。センター受験の私立大学で、ここに落ちたら国立も危ない、という大学も落ち、案の定、国立の前・後期ともD判定。合格の配点がセンター重視の国公立大学だったので、途方に暮れていました。それでも先生方の励ましもあり、2月の自由登校の時期も、学校で英語と小論文の勉強を一人、自分の教室で進めていました。試験前日。恥ずかしながら先生の前で泣いていました。おそらく受験したところで受からないだろうという気持ち、合格という形で恩返しができない思いなどが合わさっていたのでしょう。それでも先生は、「頑張ってやって来い」と最後まで背中を押してくれました。
それでも結果は不合格。卒業まで進路が決まっていませんでした。浪人か、進学か。担任の先生と相談をし、3月の入試まで続けることにしました。そこで自分が通うことになる大学に巡り合いました。教育学部を受験して、不合格だった大学。文学部でも教員育成の手厚いサポートがあることを知り受験しました。結果、合格。受験科目が英語と小論文という、国公立受験で使用する科目だったこともあり、浪人せず大学生になることができました。最後まであきらめない大切さを、18歳の春にようやく感じることができました。
大学は、「自分自身で勉強をし、自分の将来につなげていく」ための勉強の場です。どこで学ぶかも大切ですが、何を学んでこれからの自分にどう生かすかが大切です。長々と書きましたが、皆さんにもそういったことのできる大学に進学してほしいです。
7・8月の行事予定 |
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編集後記 |
受験生としての意識をきちんと持っていますか?夏休みの過ごし方で進路が変わってしまいます。 勉強はきちんと計画を立てて毎日継続しましょう。学校には可能な限り登校し、最新の情報と先生方からのアドバイスをもらいましょう。 誘惑に負けず、自分に負けず頑張れ!!!
次号は、9月中旬発行予定です。 |