第3学年 | 学年通信10月号 Web version 平成27年10月21日(水)発行 |
|
今年一年、どんな年にするかは、自分しだい!! 日々、「今、ここ、全力!」で楽しもう。 |
■ 脳みそを酷使せよ
僕はいちおう弓道部顧問なので、(ほとんど部活に顔を出さないし、ろくに弓も引けないくせに)弓道の話をします。
入部してしばらくして、きれいな形を身につけた人も、練習で「楽な弓の引き方」をしていると、いつのまにか形がくずれてしまいます。いつも少しずつ違和感を感じながら「楽ではない」方へ努力していないと、成長するどころか、今の自分を維持することもできないということです。
芸術家の岡本太郎の言葉に、
「私は、人生の岐路に立った時、いつも困難なほうの道を選んできた。」「若いうちの苦労は買ってでもしろ」とか言うとお説教臭いのですが、岡本太郎が言うと、なんか変態じみてていいんですよね。
そろそろ受験結果が出始めていますが、ほんとうのところ、「合格・不合格」というものを、それだけでは、「成功・不成功」とは思えないのです。むしろ、たいした苦労もせずに合格してしまったとしたら、そのことのほうが、不幸ではないかと思います。
みなさんの年頃で学ぶことは、するすると脳みそに染みこんで、自分の世界観をどんどん広げていきます。世の中の見え方がガシガシ変わっていく手応え。高校の勉強も、ほんとうはそれにつながっているはずです。脳みそに刺激を! どんどん苦労しましょう。
みなさんの、人生一度きりの高校3年生も、そろそろゴールが見えてきました。 「今、ここ、全力!」 ラストスパートで、その柔らかい脳みそを酷使してください。
マンツーマンで回答を練り上げます。 |
1組の風景です。 |
担任との面接練習です。 |
資料を参考に、教科の先生と打合せ。 |
推薦入試が目前に迫ってきました。 放課後は面接練習の生徒でいっぱい。 先生方も真剣です。 |
集団面接の練習です。 |
11月10日(金)19:00から、進路が決定した生徒とその保護者を対象に、説明会を実施する予定です。詳細は追って文書にて連絡いたします。
2■卒業対策費について文書にてご連絡いたしましたように、卒業対策費を、10月から1月まで、4回に分けて授業料と同時に引き落とされます。お忘れなくご入金をお願いします。
生徒リレーエッセイ 「私の充実生活」
100% 無限ループ
5組 岡野夏樹
こんにちは。
皆さんは充実した生活を送っていますか?
僕はわかりません。言葉の意味もわかりません。
インターネットで調べてみました。
「必要なものが十分に備わること。中身がいっぱいに満ちていること」
ということらしいです。(笑)
僕なりに解釈して出た結論が。
「充実した人は多分いない」・・・と思います。(笑)
必要なものが十分に備わっている人なんかいないですよね。
きっと、すごいサッカー選手やスーパースターも1の必要なものを手に入れても2の必要なものを見つけそれを手に入れようとします。
これのループが続きます。
生きている以上は永遠にこのループが続くと思うので死ぬ前まで中身は満ちないです。(満ちたとしても一瞬だけ、寝たら次のものが欲しくて充実メーターが100%→53%ぐらいになってるよ。きっと)
だから、僕なんてまったく充実してませんよ。
まぁ、今現在/nowの充実メーターを100%にするよう頑張りましょう。
教員リレーエッセイ
結果は自然についてくる!
中澤 宣雄
センター試験まで、残り100日程度、生徒諸君はいかがお過ごしでしょうか。
さて、私の受験時代は、今とは全く違うものでした。AO入試などは存在せず、推薦入試はスポーツ推薦がほとんどで、大学へは学力で入学するのが当たり前でした。だから、偏差値偏重の教育で、出来る限りよい偏差値の大学へ進学することが求められ、過酷な競争は、「受験戦争」と呼ばれていました。
自分自身の話となると遠い昔のことなので覚えていないことも多いですが、受験に関しては第一希望の大学に無事合格できたので、受験生活について、書きたいと思います。
高校生活は部活動中心だったので、本格的に受験勉強を始めたのは3年の6月からでした。
そこからの生活は、平日、朝5:00起床、7:00まで勉強して、7:30家をでる。授業が終わって家に帰るのが16:30ぐらいだったかな。17:00から19:00まで勉強、その後、食事と風呂を済ませて20:00から21:00まで勉強して、21:00に就寝。今思えば、たっぷり8時間寝ていたようです。土日祝日は、記憶に残っていませんが、1日のほとんどを勉強して、起床・就寝の時間は平日と同じだったと思います。
学習時間の割合は、数学が5割、英語2割、理科(物理・化学)2割、文系科目(日本史・古典)1割でした。とにかく、数学が好きで、数学しか勉強していなかったように思います。数学は、夏休みの1ヶ月で、問題集と参考書を3周しました。その他の教科も問題集中心にひたすら解くことをやっていました。
学習について自分がやっていたことは、問題をルーズリーフに解き、それをすべて段ボールに入れて保存していました(ゴミ箱代わりに段ボールに入れていただけですが)。そのダンボールは引っ越し用だったので、かなりの大きさがありました。受験終了時には、それがルーズリーフでいっぱいになっていました。そのルーズリーフは、1回目は鉛筆で、2回目は赤のボールペンで、3回目は青のボールペンで上から書いて、3回使用していました。表裏を合わせると1枚で6回使っていました。我ながら、すごい量の勉強をしたなと思ったことを覚えています。
さらに、分からなかった問題には、問題集にチェックを付けてページの端を折り、自分のできなかった問題がどれなのかすぐ分かるようにしていました。そして、その問題の解答・解説をよく読み込み、出来なかった問題がなくなるように努力しました。ひたすら問題を解き、分からなかった問題をはっきりさせ、解説をよく読む。これが、私の受験勉強だったと思います。
受験勉強を始めたころの偏差値は、45ぐらいだったと思います。もちろん、模試では第1志望の学校の判定はEでした。努力をしたことで成績が上がり、センター試験(当時は共通1次)では、800満点中600点の75%の得点をとり、2次試験も無事に終え、合格を勝ち取ることが出来ました。
私の受験時代は、今でも自分にとって自慢できることの1つです。君たちも、将来自慢できるような受験時代を送れるように頑張って。
10・11月の行事予定 |
|
諸連絡 |
|
編集後記 |
AO入試がほぼ終了し、推薦入試の出願が始まりました。 次号が掲載される頃は、生徒のみんなは受験のまっただ中でしょう。 体調管理も含め、日頃から万全の準備をして、試験に臨んでください。
次号は、11月中旬発行予定です。 |