第1学年通信web版
と び ら
つくば秀英高等学校22期生
2016年6月1日発行
生徒エッセイ 今月のテーマ:「理想」

今月のスナップ  学年集会の様子
     
     
     
     
進路適性検査の結果をもとに、将来の職業や、大学での学びについて考えています。


自分の道
O君−3組−

僕はいままでのまだ短い人生で憧れの人に出会ったことはありません。だから、僕の理想の人をここで書きたいと思う。

僕にとって理想の人は、本当に自由に生きられている人だ。これは自分勝手にただ遊んで生きているという意味ではない。 人は最初生れてからまず、親に道を教えてもらう。その後も、まだよく道をわかっていない子どもに親は色々なことを教え、子どもはそれを覚え成長していく。 それまではいい。なぜなら、まだ小さい子どもは自分のこれからを考えられるほどの知識を持っていないからだ。だがそれ以降、例えば中学2年生ぐらいのときだ。 中学2年生の途中あたりから自分は中学を卒業したらどうするのかを考え始めるのではないか。そこで親から、この高校に行きなさいだのと言

われたりするかもしれない。高校でも同じだ。進路を考えるときに、親がこんなところがあるよと教えるのはいい。だがここに行けと言うのはおかしい。学校側も同じだ。 確かに、優秀な生徒を大学に行かせたい気持ちも分からなくはない。しかし、自分の道は自分で決めるものだ。 自分でこうしたいと決めているのにいつまでもうざったらしく勧めてくるのは変だと思う。社会に出てからも仕事を選び、やっていくことを決めるのは自分だ。 そこで親から言われた仕事に就く必要はない。「こんな仕事をしたい」と思いその仕事をやるために突き進むのも、自分にその才能がないと知りあきらめるのを選ぶのも自分だ。 僕の理想の人は本当に自由に生きている人だ。それは自分の道を自分でちゃんと選んで生きている人だ。僕は、世の中はおかしいと思う。 だって、自分の好きなことをして生きているのに生きづらいのはおかしいから。

“あいまい”だった理想
Sさん−1組−

「私の理想とは何だろう」。この作文を書くにあたって、あまり、自分の理想というものを思い描いたことがないことに気が付きました。 でも、「理想」ではなく、「こうなりたい」という自分はよく思い描いています。 人に好かれ、頼られるような人になりたい、リーダーシップをとれるような人になりたい等、たくさんの「こうなりたい」があります。 では、理想とは何か。誰か、今までに会った人の中で、自分が無意識のうちに「理想」とし、背中を追いかけてきた人がいるのではないか。 そう考えているうちに、ある人が思い浮かびました。私が考えていた「こうなりたい」とは全く違います。でも、「自分が考え得る最高の状態にいる人」です。

私と私の「理想の人」鈴木君は、幼稚園にいたころ知り合いました。

鈴木くんは知的障がいを持った子で、幼稚園に入園したばかりの頃は他の子と混ざり遊ぶのは少し難しく、毎日のように先生と2人で遊んでいました。 しかし、1、2ヶ月たった頃には、鈴木くんは自ら進んで他の子たちと遊ぶようになっていました。 小学校にいってからも、私たちが遊んでいると、「ねえ、いっしょに遊んでいい?」と必ず声をかけてくれました。 幼稚園、小学校を通し、鈴木くんが素晴らしい力、私にはない力を持っていることに気付きました。勉強でも、遊びでも何でも一生懸命できる力です。 私は、これをやろう、と決めても、最後までしっかり成し遂げることがあまりできませんでした。 中学に入学した最初のころから、私の目標は「あきらめずに最後までやり遂げる」でした。本当に無意識のうちに鈴木くんを追いかけてきたからこその目標はだと思います。

この作文を書くまではっきりしていなかった私の「理想」は、何事も、あきらめずに、最後まで成し遂げる力を持つことです。


どのような生き方が
かっこいいか
N君−4組−

僕がかっこいいと思う生き方は、信念をしっかりと持ち、その信念に殉ずる生き方です。

僕は自らの将来について最近よく考えます。いまはまだ具体的に想像することはできません。しかしそんな事を考えるにつれ、最近、やりたくない事は見つかりました。

それは先日このことを母に相談したときでした、私が「どんな道を志せばいいか」と聞いた所、母は「手に職をつけなさい」と答えました。 私はそれを聞いた時、この答えに嫌悪を催しました。私はこの時、なぜ自分がこの答えに嫌悪を催したのか分かりませんでした。 それから私はなぜ嫌悪を催したのかを考えました。そして答えを見つけました。

私は母の答えがただただ生きていくための答えだったので嫌ったのだと思いました。手に職をつける、このことはいいと思います。 でも手に職をつけて何をするのか、それが母の答えにはなかったのです。

私はこの答えに至った時、同時にある疑問が頭に浮かびました、「ならば何を目的として生きればその人生満足に生きれるか」という疑問です。 私は考えました。その疑問の答えが分かれば人生をより良いものにできると思ったからです。そして悩んだすえに私が出した答えは、「自らの信念にしたがい行動する」です。 信念または夢と置き換えてもいいですが、これをもとに行動することが大事と思いました。

人間はいろいろな事を目的に行動します。その行動は人によってさまざまでしょう。 でも私はその行動にきちんとした理由のある人生の方が自らの人生に満足できると思います。 例えばもし仮に私が人を殴ったとして、その理由が「なんとなくイライラしたから」と「そいつのやり方と自分の信念が反した」だときっと後者の方が誇れるでしょう。

私はこんな理由から信念をもって生きたほうがかっこいいと思います。


教員エッセイ
「自分」について
 
僕はまだ本気を出してないだけ
大久保 伸裕−学年付−

私は,よく想像の翼を広げます。想像することは罪にはなりません。自由です。

「身長178センチメートル。割と細型で,癖の無いまっすぐな髪の毛。目はぱっちり二重。声も透き通った綺麗な感じ。」

外見的にはこれだ!!  これに加えて ・・・ 「モテる」というのも欠かせないでしょう笑

・・・現実は

「身長188センチメートル。ちょっとごつい体型に,割と強い癖毛。目は左右非対称。 声は低いけどダミ声で非常に聞き取りづらいOTL」・・・ 「身長高い人が好き?」 何度だまされたことか。「高い」の基準って?180?

服も無い。靴もサイズが無い。    辛い。

でも,なんだかんだ言いつつ,理想と現実の狭間に「そんなに上手くいかね-よ」って言い訳しながら,妥協して生活している。   

みんなそうなんじゃないんですかね?

さて,本題に戻りましょう。「理想」の自分でしたね。

私は,これまで「何かに全力で打ち込む」ということをできずに大人になってしまいました。それにははっきりとした原因があってそうなってしまいました。

一つ目は,単純に失敗が怖い。これは,皆さんもわかりますよね?

二つ目は,多分「兄」の存在です。兄弟はすごく仲がいい。私も兄のことが大好きです。これは疑う余地もありません。でも,当時はそうではありませんでした。なぜなら,必ず比較対象にされていたからです。

よくあるじゃないですか。できのいい兄とできの悪い弟。まさにあれです。それが続き,いつしか私の心に「出来ないんじゃない,やらないだけ」と保険をかけるようになっていました。

三つ目は,私の周りにはなぜかタレント性の強い友達が多かったということ。自分がやらなくても誰かが面白いことを言って,盛り上げてくれて。私の役目は,「そこにいるだけ」

・・・でも,最近思うんです。それでいいんじゃないか?って。特別な能力がなくっても。与えられた「役目」をきちんとこなしていれば。

と,ここまでだらだらと書いてきましたが,懺悔します。私も「理想」をまだ見つけられていないんです。恥ずかしながら・・・

だから,「理想」を見つけることが今の私の理想です。



《保護者の方へ》
■保護者対象進路研究会について

7月8日(金)18:00〜、ベネッセの方を講師に迎え、進路研究会を計画しております。 多様化し、変化し続ける大学受験の現状について、保護者の方と情報を共有できればと思います。多くの方のご参加をお待ちしております。 ※ 当日が野球の全校応援となる可能性がありますが、その場合でも実施いたします。

■副教材費の納入について

6月の初めに、副教材費納入のお知らせをお配りします。よろしくお願いします。

■PTA学年委員について

以下の方々が委員に決定しました。6月に行われる「秀輝祭」のバザーや、10月の「職業人講話」の際に、ご協力をお願いする予定でおります。

どうぞ、よろしくお願いいたします。


6月の予定

4日(土)S:学習日(AM)/AB・Spo:休日
11日(土)秀輝祭準備
16日(木)秀輝祭準備
17日(金)秀輝祭(校内公開)
18日(土)秀輝祭(一般公開)
22日(水)芸術鑑賞会
25日(土)S:学習日(AM)/AB・Spo:休日

7月の予定

1日(金)〜5日(火)第2回定期考査 応援練習
6日(水)模擬試験(LHR)・短縮授業
7日(木)キャリア探究講座
8日(金)保護者対象進路研究会(18:00〜)
9日(土)模擬試験
10日(日)英検2次
13日(水)交通講話・生徒指導講話
16日(土)全校集会・大掃除
18日(月)海の日・学校体験会(中学生対象)
19日(火)〜25日(月)夏期ゼミ前期
27日(水)〜29日(金)学習合宿(Sコース)

編集後記

●学年目標が決まりました。「トビラを蹴破れ!」。考えてくれたのは、前回エッセイを掲載した3組K君です。 トビラが開くのを待っていてはいけない。「何か」のトビラを蹴破り、全力青春燃焼3年間を過ごしてください。トビラの向こうには……。

●「読書マラソン」夏休み前キャンペーン中!
読書カードを投函せよ。

(福田)